ゼネコン大手の淺沼組は、大阪府高槻市に位置する自社の「技術研究所」について、大規模なリニューアル工事に着手したことを発表しました。今回の改修プロジェクトは、既存建物を活用しながら高い省エネ性能を達成し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証の取得を目指す先進的な取り組みとなっています。
改修対象となる技術研究所の改修棟は、鉄筋コンクリート造の地上2階・地下1階建、延床面積1,972.24平方メートルの規模を誇ります。同社によると、このように大規模な既存建物の改修によるZEB取得が実現すれば、国内で3番目の規模となり、大阪府内においては初の事例となる見込みです。なお、工事期間は2026年8月1日から2027年5月31日までを予定しています。
自社ブランド「ReQuality」の中核プロジェクトとしての位置付け
淺沼組は今回のリニューアルを、同社が展開するリニューアル事業ブランド「ReQuality」の中核プロジェクトと位置付けています。単なる建物の古減対策や改修にとどまらず、最先端の省エネルギー化技術をはじめ、資源循環や自然環境との共生、さらには多様な働き方に対応したオフィス空間づくりを取り入れていきます。
さらに、自社施設を実証実験の場として活用することで、実際の運用を通して様々な技術や知見を実践・検証していく方針です。今回の改修で得られた具体的な成果やノウハウは、今後の技術開発や顧客への建築提案に迅速に還元し、需要が高まるリニューアル事業の更なる拡大と脱炭素化の推進につなげていきます。
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