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ZEB店舗を北陸のスーパーで初導入!アルビスの脱炭素への取り組み

北陸エリアを中心にスーパーマーケットを展開するアルビスが、富山県高岡市の「アルビス福岡駅前店」をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)店舗として、10月下旬にリニューアルオープンします。省エネ技術と再生可能エネルギーの導入により年間の一次エネルギー消費量実質ゼロを達成した事例であり、北陸地方のスーパーマーケット店舗としては初の取り組みとなります。

ZEB化を支える300kW太陽光発電と省エネ設備

リニューアルするアルビス福岡駅前店では、店舗の屋根上に合計654枚の太陽光パネルが設置されました。太陽光パネルの出力は300kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は200kWとなっています。年間の予想発電量は281MWhにのぼり、これによって年間約128トンのCO2排出量を削減できる見込みです。

さらに、単に発電設備を置くにとどまらず、建物の高断熱化をはじめ、店内には高効率な省エネ設備を全面的に導入しています。創エネと省エネの両面からアプローチすることで、年間の一次エネルギー削減率100%以上を達成し、ネット・ゼロ・エネルギーの店舗構造を実現しました。

北陸電力・北陸銀行との強固な地域連携スキーム

今回の事業は、地域のインフラや金融を支える企業との強力な連携スキームによって推進されています。太陽光発電設備に関しては、北陸電力グループの「北陸電力ビズ・エナジー・ソリューション(北電BESS)」が設備を保有し、発電事業者としてオンサイト型PPA(電力購入契約)サービスを提供します。また、北陸電力本体はZEB認証取得に向けた各種申請手続きの支援を担当しています。

資金面においては、北陸銀行が「グリーンローン」の融資を実施して強力にバックアップしています。このグリーンローンは格付投資情報センター(R&I)から第三者認証を取得したものであり、確かな透明性と環境改善効果が認められています。北陸電力と北陸銀行は2022年10月に「カーボンニュートラルの推進に向けた連携に関する協定」を結んでおり、本件はその協定に基づく具体的な脱炭素支援の成果と言えます。

アルビスが推進する2030年環境目標と今後の展望

アルビスグループでは、2030年度までにCO2排出量を2021年度比で46.2%削減するという高い環境目標を掲げています。同社の事業活動から生じるCO2排出量のうち、実に約81.3%が店舗運営時の電力消費に起因しています。

そのため、店舗の省エネ化および太陽光発電の設置拡大が目標達成に向けた最重要課題となっていました。アルビスは、福岡駅前店の建替えという機会を捉えてZEB認証の取得に踏み切っており、今後も持続可能な地域社会の実現に向けた環境配慮型店舗の展開が期待されています。

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