大成建設株式会社(東京都新宿区)は、「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」(横浜市戸塚区)において、既設の雨水利用設備に加えて新たに排水再利用設備を導入することで上水使用量を極力削減し、LEED ZERO Program Guideで定義されたLEED Zero Waterの認証取得を目指す技術実証を開始しました。
2014年にLEED認証(プラチナ認証)を取得済みの「人と空間のラボ」において、LEED ZERO Program Guide に則り、4項目のうち「水」に関して国内初となるLEED Zero Water認証取得を目指して技術実証を開始。本実証では、改修前と比較して上水使用量の約20%削減を目標とし、1年間にわたり「人と空間のラボ」の水使用量を調査し、雨水および雑排水再利用水の用途拡大を図ることで超節水ビルの実現を目指すとのことです。
今後大成建設株式会社は、建物での雨水利用・雑排水再利用により上水使用量削減を推進するとともに、本実証の知見を活かして様々なお客様が保有する建物を対象にZero Water認証取得を支援し、省資源・循環社会の推進に貢献していくとのことです。
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