福島県南相馬市は、新庁舎建設基本設計業務の公募型プロポーザルを実施した結果、最優秀提案者に株式会社佐藤総合計画(東京都墨田区)を特定しました。2024年度に実施設計をまとめ、2025年4月着工、2027年度末完成予定です。
委託業務は基本設計の作成に加え、ZEB化や県産木材の活用などを検討。計画検討や関係者間協議、周辺住民・一般市民への事業説明、景観形成の計画マネジメントに活用できるVR(仮想現実)コンテンツなども制作するとのこと。
佐藤総合計画は、提案の中で唯一、運用開始時点でNearly ZEBの実現に向けた具体策を提示しており、震災対応の経験を踏まえた本部機能の放射能防護区画化などの提案も評価できたとのことです。